民泊にかかる費用7選-5|クリーニング費用(清掃・リネン交換等)

民泊を日々清潔に保のつのは、営業上の観点のみならず、国や自治体の定める許可要件や法令上も施設内を清潔に保たなければなりません。清掃費用はそのための必須の費用です。

清掃費用については、Airbnbなどの民泊サイト、楽天やBooking.comなどの旅行サイトにより、直接利用者に転嫁、実質的に宿泊料に込み(直接的には事業者がランニングコストとして負担)など考え方は様々ですが、何れにしても、運営上不可欠な費用です。

清掃業者外注(リネン、日常清掃)

リネン類(寝具、タオル等)や消耗品交換、簡単なルームクリーニングを代行する業者に委託します。一般的には数千円/1回程度で、大きな部屋は割高です。㎡単価、時間単価など様々です。

通常、民泊の清掃は以下のような内容が一般的です。

  • 清掃(日常清掃)
  • 洗濯・リネン交換
  • 清掃用品や日用品(シャンプー、ボディーソープなどの交換
  • 交通費

一般的には、ワンルーム程度の広さ(~25㎡程度)で最安値で3000円程度~5000円くらいです。大型の部屋や一軒家など、1万円弱といったところがボリュームゾーンです。※部屋数や作業内容により異なります。

参考に民泊情報サイト【民泊大学】の業界マップのリンクを掲載しておきますので参考にご活用ください。

【最新版】民泊業界マップ2018を公開! 前回より倍増の全267事業者掲載 22業種に分類 | 民泊大学
民泊情報専門メディア「民泊大学」は、民泊を全国的に解禁する住宅宿泊事業法(民泊新法)の施行日が来年6月に決定したことを受け、市場拡大と裾野サービスの多様化が続く民泊業界の勢力図を業種別に視覚化した「民泊業界マップ2018」(掲載・264事業者 ※個人含む)を発表致しましたので、お知らせ致します。

なお、民泊の清掃業務は、民泊が一般に認知され始めた2016年くらいから急速に市場規模が拡大したので、ベンチャー企業や個人事業などが多いのも特徴ですが、一般に会社の出自として以下のように6つに分類できます。

  • 民泊専用の清掃会社として起業しベンチャー企業や個人
  • ハウスクリーニング、ルームクリーニング専門であった企業や個人
  • 業務用の清掃会社(オフィスや店舗の清掃、特殊清掃)
  • ビル管理会社系の清掃会社
  • 民泊経営者が自ら清掃を行っている会社または個人
  • 家事代行サービス

経営の形態については、個人事業も多く、また外国人経営も多いのが特徴です。

定期清掃

定期的に本格的に清掃を行う場合は専門の業者に依頼します。床、カーペット、ダニ、ゴキブリ駆除、配管清掃、床ワックスなどは定期的に行った方が、営業上有利です。通常、飲食店や大型の事務所などは数カ月に一回程度は定期的に専門の業者に委託し、店内の清掃を行っていますが、民泊やホテルなどの宿泊施設も、数カ月に一回程度は定期清掃を行うことが推奨されます。

定期清掃は、床などの表面上の清掃と、配管や換気扇などの分解洗浄など様々ですが、日常清掃の業者に比べ、専門的な清掃器具、薬剤などを使用し、専門的なスタッフが必要になりますので、通常の日常清掃業者では対応できない場合がありますので、ご注意ください。

※当記事の筆者もかなり前ですが、数年ルームクリーニングやオフィス清掃を行っていましたが、薬剤(剥離剤、アルカリ洗浄剤、次亜塩酸素酸など)や清掃用のポリッシャー、業務用のカーペットクリーナー、高圧洗浄等かなり専門的なものを使用しますので、お値段もそれなりです。

これらは、自分でもできなくはないですが、年に数回は専門業者に依頼し、大掃除をすると設備が長持ちします。特にキツチン回りなどは、民泊でゲストが使用する場合など、日常清掃していても汚れてきます。

衛生管理要領

これは、厚生労働省 生活衛生局長通知によるガイドラインですが、少なくともこちらに記載されている事項は、宿泊施設管理の最低限のレベルとして、クリアできるようにしましょう。

以下厚生労働省の衛生管理要領参考掲載

旅館業における衛生等管理要領平成12年12月5日 生衛発1,811号

衛生管理要自体は、客室、トイレや浴室、洗面所などの日常の清掃について、一般的なレベルで記載しているもので、特段厳しいことを言っている訳ではありませんが、

浴室、櫛やカミソリなどの衛生用品の取り扱いなどは、具体的な記載があるので、一読しておことをお勧めします。上記の清掃業者については、衛生管理要領の記載事項を意識した管理を心がけている業者を選定すべきでしょう。

以上、クリーニング費用(清掃・リネン交換等)を解説しましたが、次回は宿泊業に係る「人件費」を解説します。

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