訪日外国人消費向調査
2019年10月16日付で、観光庁より2019年の「2019.7-9月の訪日外国人消費向調査」の調査結果が公表されています。軒並み過去最高の数値を記録しています。
本調査によると、外国人の旅行消費額は、前年同期間と比較すると、1000億円程度増加しています。
金額ベースでは、買物代、宿泊費の増加が大きいですが、構成比はそれほど変わっていませんので、単純に観光客増加による、消費額の増加と考えてよいでしょう。
依然としてインバウンド需要が伸びていることが顕著に表れています。なお、訪日外国人は、2018年同期と比較し横這いです。
出典:日本政府観光局(令和元年9月18日)
訪日観光客は増加|韓国人は減少|中国、台湾、欧米は増加
訪日観光客については、韓国人は減少しているものの、中国人、台湾人等は増加傾向にあります。
そのほか、統計上の数値はまだまだ小さいですが、東アジア圏以外にも、東南アジア、欧米等も微増していますので、まだまだ伸びしろはあるのではないでしょうか。