なぜ行政書士になったのか①

今日は私の経歴をすこし書いてみたいと思います(仕事と関係ないので、興味のない方はスルーしてください)。
私は、地元商業高校に進学し、簿記などの技能を習得し地元企業への就職を考えていましたが、バブル経済崩壊の余波を受け、景気が回復することを願い、上京して大学に進学しました。
ただ、大学を卒業する90年代後半になっても、景気が回復するどころか、ますます悪くなり、バブル崩壊から数年前までを「失われた20年」と呼ばれていますが、段階ジュニアの就職時期とも重なり、まさに「就職氷河期」でした。企業の求人はほとんどなく、有名大学の学生でもどこにも就職できないのがざらでした。少子化の今では考えられないかもしれませんが、90年代後半から2000年代前半くらいまでは大卒、院卒のフリーターや非正規労働者が世の中にあふれていました。当時は、不景気を反映し、優秀な学生はこぞって安定した公務員や銀行員を目指したもので、専門学校の公務員講座だけは大盛況で、公務員を目指して就職浪人なんて人がたくさんいたものです。
私が就職活動をしていて思ったのは、スキルを身に付け、自営でやっていくのも選択肢の一つだと思い、なんとなく法律の勉強を独学で始めました。
何とか運良く政府関係機関(特殊法人というやつです)に就職できたのですが、行政改革、緊縮財政の風潮の中、いつ自分の職(ひょっとしたら会社自体)がなくなるのか、という不安を抱きつつ、悶々として若き日を過ごしていました。
結局17年近くこの法人に勤めていたわけで、17年いるとさすがに、役職や給与という待遇もそれなりに上がりました。
では、なぜ、独立して行政書士をやろうと思ったかというと…、
長くなりましたので、それはまた今度お話します…。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

トップへ戻る