民泊解禁と競争

民泊は、主に、一般の人が所有するアパートやマンションに旅行者を泊めるようなサービスを言いますね。

ここで、重要なのが、一般の人ということがポイントとなります。つまり、専門の事業が運営する施設であれば、それはもうほとんど「ホテル」や「ウィークリーマンション」と同じといってもいいのではないでしょうか。現実的にはホテルの需要が大きいので、ホテル不足を補う代々手段ということで、民泊に参入するという考え方は必要だと思いますが、本当に個人で民泊に参入するようなサービスとは、「似て非なるもの」であると思います。

確かに、安いホテルや費用対効果を求めて、ホテルやウィークリーマンション類似の施設に泊まりたいという観光客の重要は大きいとおもいますし、それが重要の大部分を占めているということも理解できます。ただ、個人で民泊に参入しようとする場合必ずしもそうではないと思いますね。どうでしょうか?旅行において宿は重要です。みなさんも、観光旅行に行く場合、宿で選んだりしませんか?そのときに選ぶ基準は「安さ」でしょうか、それとも価格以外の「付加価値」でしょうか?

熱海などに旅行に行く場合、温泉旅館とホテル、漁師がやっている民宿、ペンション、公共の保養所…どれを選ぶのでしょうか?

こういうことを考えると、民泊にこれから参入する場合、どういうふうに運営していくかという方向性が見えてくるのではないでしょうかね。

規制緩和により、今後、民泊は確実に増えて行くと思いますが、それは、確実に競争を生むことになると思います。合法に営業できるようになれは、企業の参入や、不動産系サイトが物件を書こう込んでしまうことも十分想定されますので、新規に参入する方々は、民泊解禁に向け、自分の物件の何を売りにしていけばよいのかをしっかりと考えてプランニングしてほしいですね。

※このことについては、直接許認可に関係する話ではありませんが、とても重要なことなので、セミナーや映像などで詳しく話していきたいと思います。

次回はウィークリーマンションについて考えていきます。

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